356A 1500 GS Carrera GT (1955)


1955年、356Aへと進化した 356シリーズに、550スパイダー用の高性能4カムエンジンを搭載するホットバージョンであるカレラが設定されました。外観こそノーマルと大差ないものの、純粋なレーシングエンジンを搭載した、まさに羊の皮をかぶった狼と呼べるモデルでした。装備の違いにより 100馬力のデラックスと、軽量化された 110馬力の GTが選択でき、クーペだけでなく、カブリオレやスピードスターといったオープン・モデルも用意されていました。

この作品はフジミ (Fujimi) 1/24のキットを改造したものです。ハードトップやエンジンフード等を自作し、クラシカルなレーサーに仕上げてみました。